Frohe weihnachten!!!
メリークリスマス🎄
いつもの事ですが
やはりバタバタしていて、年末感が全くありません。
20日に今年最後の本番が終わりました。
(本番後のオフショット。靴脱ぎ捨ててますが)
このトリオは、2年ぶりかな?
ピアニストの五島さんとは何度も共演させて頂いており、ヴァイオリンの山﨑さんは3度目の共演。
みんな、場所や年代は違えどドイツに留学していたこともあり、息が合いやすく、何より合わせが楽しい!!!
今年はクララ・シューマンの生誕200年で、巷では多くの曲が取り上げられましたが、今回の演奏会は今年の締めくくりとして、彼女の唯一のピアノトリオ、そしてこの曲をプレゼントされて翌年に作られた夫、ロベルト・シューマン作のピアノトリオ1番を演奏しました。
クララのトリオは、音が少なめで単純な分、音楽を作っていくのが難しいかな?と最初の練習で思いましたが、2楽章ののんびりしたヴァイオリンのメロディがやや長めに取ってあったり、終楽章の分かりやすいフーガが出てくるのを見ると、これは、捏ねて悩んで創り上げる壮大な曲ではなく、サロン用の音楽で、今日あるような大きなホールではなく、聴衆の皆さんがとても近い距離で一体となってゆったりした気分で演奏を愉しまれていたのかな、と思うようになり、すっと入ってくるようになりました。
そういう意味では、今回の会場のスタジオハルさん、ぴったりの会場だったのではないでしょうか。
一方、夫ロベルトの曲、割と若くない37歳の時に、妻クララの誕生日に贈られた曲で、なんとロマンチックなんだろうか!と1楽章の初めから思わせる曲です。彼ならではのうねり、盛り上がり、壮大さ。弾きごたえ、聴きごたえ十分です。
ロベルトにとってこれが初めてのピアノトリオである事から、役割的に三分割されていない部分が多く、ピアノに相当な重心がかかっているのは否めませんが、、、でも、フーガの部分がある所など、クララの曲を受けてフーガを入れたのかな?と夫婦の微笑ましい部分も見られます。
これらの全く性格の違う二曲を取り上げ、共に勉強出来て幸せでした。
来年も二回、このトリオでの演奏会が決まりそうです。こうやって定期的に同じメンバーで音楽を創っていくのがとても楽しみ。
まだ、29日までレッスンは続きますが、演奏会は今年は早目に弾き納め。
今年、私のコンサートにお越し頂いた方
この拙いブログを覗いて頂いた方
ありがとうございました😊
来年も宜しくお願い致します。
健康で良いお年をお迎えくださいませ!