慌ただしく
リサイタルが終わり、ピアノカルテットの演奏会がその週末にあり
余韻に浸っている間もなく、新学期が始まりました。
このリサイタルの準備段階で、そして本番で感じた感覚は忘れず、今後の演奏や、後進のレッスンにも活かして行きたいなと、思い出した、思い付いた度に手帳に書き記しています。
2年前に愛知県芸大のブラームス全曲演奏会プロジェクトで初めて組んだカルテット、
昨年、自主コンサートをし、その2回目です。
今回はベートーヴェンOp.18-5と
ベートーヴェンは、まだ作品番号が若いのですが、非常に緻密な構成で、音の重なりが単純な分、常に気持ちを張ってないといけない、とても難しい曲です。しかしとても美しい。
対してコルンゴルトは、一楽章弾くごとに息切れする様な感覚です。
ベートーヴェンとは違った意味の緻密さ、考えていない様で考えられた複雑な音の重なり、そう簡単には朗々と歌わせてくれないメロディ、
ユダヤ人独特の民族色。
合わせの練習の度に勉強になり、百武先生の表現の仕方が本当に的を得ていて毎回感激、そして居心地良いメンバーのカルテット、間近でお聴き頂ける会場です。是非お越し下さいませ。
弦楽四重奏の夕べ 第2回演奏会
2019年 5月16日(木)
18:30開場 19:00開演
HITOMIホール
一般3000円 学生2000円
出演: 平光真彌 鳥居愛子 百武由紀 野村友紀
お問い合わせはstring.may@gmail.com
チケットはメニコンヒトミホール
愛知県芸術センター内チケットセンターでもお買い求め頂けます。
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