YUKI Nomura'sTagebuch

チェリスト野村友紀の日々あれこれ。

三昧。

秋といえば

私の場合は特に、食欲!!ですが

美味しいものは毎日頂いているとして。

言うまでも無く、芸術の秋!

 

今年は、時間さえあれば、演奏会に出向く事にしています。

 

昔と今とでは、誰かの演奏会に行って、聴くと言う事の意味が変わったかも。

昔は、チェロや弦楽器ばかりの演奏会に行き、「憧れ」を持ったり、とか「焦燥感」に駆られた事もありましたが(笑)今は、どの楽器でも、曲に対しての理解の仕方、取り組み方を感じたりとか、その考えに共感したりして、その時間を楽しみます。

 

私にとっては到底雲の上の演奏者だったとしても、少しでも自分にインプット出来る事があるのではないかと思ったり。

 

その人のパフォーマンスは、その人の人生が出ると私は思っています。他人の演奏を聴くだけで人生経験が広くなるとは言えませんが、見解を広めるのは、本当に大事な事。

 

日本の若い子は、自分の練習ばかりで、あまり他人の演奏会に行かないイメージ。

私も、演奏する事や教える事、いわゆる、アウトプットが多く、インプットが少なくなっている事に気付いたのです。アブナイアブナイ。

 

 

と、前置きが長くなってしまいましたが、

9月から、名古屋のクラシックの中心、宗次ホールと電気文化会館に結構通っています。

 

まず宗次ホールのカルテットコンクール、

私の生徒が出ていたと言う事もありますが、この試みは本当に興味深い。

ただコンクールをするだけでは無く、コンクールの前二日間、審査員の先生方がエントリーしているグループにレッスンするというものなんです。しかもそのレッスンが舞台上の時は、誰でも出入り自由な、公開レッスン。そしてその先生方が素晴らしかった。

私も学校のレッスンの合間などにスコアを持ってホールに通い、本当に沢山勉強させて頂きました。

 

そしてスイーツタイムコンサートや、この秋の目玉、フォーレカルテット、電文での小菅優さん、そして原田先生の出演されている弦カルテット。お財布は寂しくなりますが、とても幸せです。

 

フォーレ四重奏団 プロフィール/TOPPAN HALLフォーレカルテットは、私がドイツ時代にマスタークラスを受けていたピアノカルテットで、同じ学校出身、そしてチェロの人は私の兄弟子。

そしてなんと、同じ作者のドイツ製の楽器を使っています。あんな素晴らしい演奏が出来る人と同じ楽器!あのカルテットが身近に居た幸せ!を思うだけで、贅沢だったなぁと。

彼らの演奏会、東京ではいつも売り切れですが、まだ名古屋では知名度が低いのでしょうか。2年前よりかは埋まっていましたが、聴かないのは本当に損!!!

初めの一音から最後の響きまで全てが生きていて、感動しっ放しでした。

 

帰りに少し話して、ちゃっかり写真も。

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素敵な夜でした。

この余韻で1ヶ月幸せだね〜、と、一緒に行った夫と、ワインを一杯飲んで帰りました?

 

聴く方のコンサートラッシュは少し収まりましたが、これから自分の事で忙しくなる予感。「早めに譜読みを。」これモットーにしてますが中々実行出来ません?でもやらねば。