コンサートのお知らせ
しばらくこの記事をトップに置きます。
〈追記:名古屋公演は有難いことに完売してしまいました。東京公演はまだお席がございます。皆様是非お越しくださいませ。〉
毎年自主企画でコンサートをしていますが
今年は、在独のメンバー含め、
東京と名古屋でコンサートをすることになりました!編成はピアノカルテットです。
ピアノ:稲岡千架
ヴァイオリン:向井友紀
ヴィオラ:矢崎裕一
チェロ:野村友紀
今もドイツ在住で活躍中のヴァイオリン向井さん、ヴィオラ矢崎さん、そして東京で活躍中の稲岡さん、そして私、全てドイツのマンハイム繋がりです。
モーツァルト、ブラームスのピアノカルテット第1番を演奏します。
とても思い入れのある曲です。気合い入ってます。皆様どうぞお越し下さいませ!!!
2017年8月25日 19:00開演
アンサンブル・クリッセ 東京公演
ティアラこうとう(江東区公会堂)
小ホール
2017年8月27日 14:00開演
アンサンブル・クリッセ 名古屋公演
5/R HALL&Gallery 音楽ホール(名古屋市千種区)
お問い合わせはアンサンブル クリッセ 事務局
080-3061-1812
ensemble.kulisse@gmail.com
幸せな時間
幸せな今年の大プロジェクトが1つ、終わってしまいました。
愛知県立芸術大学の先生方を中心とした、ブラームス室内楽全曲演奏会プロジェクトの第5回公演。
足をお運び下さった皆さま、有難うございました。
今回私は、女性としても、演奏家としてもずっと憧れの百武先生と共演出来る機会を頂き、1年前から楽しみで仕方ありませんでした。
他の共演者(vn)は、平光真彌さんと鳥居愛子さん。ブラームスの弦楽四重奏曲第3番で出演しました。
合わせをしている時から、音というツールを持っている私達、言葉はあまり必要ありませんでした。しかも毎回の合わせ練習が楽しくて、先生のセンスある一言に感動したり、先輩方から本当に沢山勉強させて頂きました。
本番中は百武先生の音に聴き惚れてしまい、楽譜から目を離してしまうほどでしたが、楽しい、幸せ、この言葉ばかりが頭に浮かぶ本番でした。
何より何より嬉しかったこと。
コンサートには私の生徒全員が来てくれたのですが、翌日大学でのレッスンがあり、可愛い生徒達が部屋に入って来るなり興奮気味に前日の感想をそれぞれ自分の言葉で私に伝えてくれたこと。
それだけでもう私は嬉しくて、疲れなんて吹っ飛んでしまいました。
私なんかがこんな場にいて、先生方と同じ舞台に立って良いのだろうかなどと思ってしまう時もありますが、先生方とのお話も本当に楽しいし、世界が広がるし、私は恵まれているなぁと思うのです。
はぁ、、終わってしまったなぁ。寂しいなぁ。
としみじみする時間も無く、金曜日(もう明日だ)、また名古屋電気文化会館に出現します。
今回はロシア音楽研究会、
ロシア革命より100年をテーマに、出演者が代わる代わるロシアに纏わる作曲家の曲を演奏いたします。
私は、ロスラヴェッツという作曲家のmeditation (瞑想曲)という曲を演奏します。
聴きやすい曲です、宜しければお越しくださいませ。
それが終わったら今度は念願のチェロトリオ(これはクローズドですが、、)
そう、今週は初めてなんじゃないかと言うくらい多忙週。大きい本番が3つ!
私、チェロを弾いてる時が本当に幸せなんです。
それが独りよがりにならないよう、もっと納得出来る(お客様にして頂ける)演奏が出来るよう、精進します!
やっと春
花冷えと言うには長すぎる、不安定なお天気が続きました。
やーっと、春!という感じのお天気。
乾燥していて気持ち良いですね。
私は重度のイネ科花粉症なので、これから、本格的な症状が始まります。恐ろしい、、、
今週から、高校、大学と授業が始まりました。
初めての生徒さん、これまでから引き続き私が担当する生徒さん、彼らと音楽を共有できる事、これからが楽しみです🎶
さて、5月より幾つかコンサートが続きますが、まずはこれを。
5/23に、愛知県芸のブラームス室内楽曲全曲演奏会の一環、第五回本公演に出演します。
私は、ブラームス弦楽四重奏第3番に参加します。ブラームスはこの編成では3曲しか曲を書いておらず、カルテットとしては最後の曲。
彼は尊敬するベートーヴェンを前に、自分の弦楽四重奏曲が世に出るのを躊躇したそうですが、この曲は、相当に練られた、珠玉の一曲です。
なかなか演奏される機会はありません。本当に難しいので!(笑)
でも弾き甲斐のある、素晴らしい曲です。
みなさま、宜しければ是非、お越し下さいませ。
まだまだ気温差がある日々、御自愛下さい!
もう年度末!
毎日慌ただしく過ごしているうちに、もう三月も終わり!
ご無沙汰しております、、、
受験生は高校、大学に進学、新しい年が始まりますね。
仕方のない事ですが、受験は、結果が出るものです。しかし、
これからの人生の方がうんと長い。
どう人生を咲かせるかは、学校ではなく自分がどうやって意志を持って、世界を広げて、羽ばたくか、です。
誰のものでもない、自分の人生。
未来は自分次第。
私は生徒に過保護過ぎると自分でも思うので心配しますが、それぞれ、自立した大人になってほしいと願います。
先日、大学生の追い出しコンパがあり、
先生として参加したのは2回目の私、生まれて初めて、色紙を頂きました。
こんなのもらったら、涙がでないはずが、ない。家に飾って毎日眺めています。
2人とも、ありがとう♡
私が彼らに何か少しでも与えてあげられたのなら、本当に嬉しいし、生徒の充実した顔を見ると、先生と言うのはやり甲斐があるなぁと思うのです。生徒から教わる事も多く、こちらが感謝したい位。
新年度がもうすぐ始まります。
私のところへ初めて来る生徒さんも居ます。
CDやYoutubeなどで、自分の弾く曲が直ぐに観る、聴ける状態の昨今。
誰かの真似、では無くて、いかに自分の音楽を表現できるか。
それには基礎力は勿論ですが、頭で考えて、自分を客観視し、自分の状態を把握する事が大切だと私は考えます。
自然な流れに聴こえる音楽は実は地道なテクニック練習と共に、数学的に構成されているんです。
「考える音楽」を私も掘り下げていこうと思います。
5、6月はコンサートが続きます。
またここでご案内致します!
目まぐるしく
もう1月も後半、、ひえ〜〜
大変遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
気が付いたら年が明けていた、と言うような今年の年明け。
と言うのも、1/14に、オールベートーヴェンのプログラムのコンサートがあり、12月30日までレッスンやオケなどのお仕事で埋まっていた私にとって、何も無い年末年始の数日が引きこもって練習出来るチャンス。
ここぞとばかりに弾きこみました。
自分の為の、自分だけの時間。本当に楽しかったなぁ。
私の希望で、ベートーヴェンのみのコンサート。どーーーしてもベートーヴェンのピアノとチェロの曲を全て演奏したかったのです。
第一回目の今回は
チェロソナタ1、2番
ヘンデルのオラトリオ"ユダ・マカベウス"の主題による変奏曲
ピアニストの五島史誉さんとは、2年前にショパンのソナタを一緒に演奏させて頂いて以来。
お互いの予定を合わせるとこの日程しか本番を設けられず、お正月返上で私に付き合ってくれたのでした。
いやー、楽しかった。その一言に尽きます。
私にとってベートーヴェンは、全ての音楽の基本。
音楽の作りやチェロの音域、全てが自然に身体に入ってくるのです。どれだけ練習しても身体は疲れない。楽しくて。
ベートーヴェンを弾いていると自然な呼吸や肩の使い方を注意出来るし、左手の音程の取り方も正せます。でも物凄く頭を使います。
いやーすごい。
そして。
これからは私の生徒達の出番が次々に。
高校、大学で卒業、実技試験や受験ラッシュです。
私は生徒達に教わってばかり。
音楽にひたむきな姿、いつも感動します。
一緒に頑張ろうね。
ショスタコ祭り&マスタークラス
12月に入ってから、息つく暇もなく今日。
あと今年も半月しかない、、って毎年思っている気がしますが。
先週末は、名古屋外大にて、ショスタコーヴィッチのシンポジウム&コンサートに参加させていただきました。
ショスタコーヴィッチ生誕110年という事で、題して「甦るショスタコーヴィッチ」。パネリストを招いて、ショスタコについてのお話を分かりやすく議論する、という試み。
初め、このピンポイント過ぎる題に、集客が心配でしたが、蓋を開けてみれば、大盛況。
皆さんが興味を持ってくださった事に感謝です。
私は、シンポジウム後のコンサートに出演させて頂いたのですが、音大ではないので、広い会場と言うと、皆がお昼などを食べるホールしか無い、と言う事で、コミュニケーションセンターなる広場で、チェロソナタを演奏させていただきました。
ただここが、本来コンサートすることのない会場、びっくりする程響かない場所でして、、リハーサルをした時にあまりの響きの無さに冷や汗でしたが、お客様が入ったらもっと響きが無くなる事は確実、、、😅
開き直って、本番はピアニストとの対話を楽しみました。
終わったあと、「あの様な曲なので、チェロの生の音が聞こえて、弓の返し、息遣いなどが見えてかえって良かった」などと言ってくださる方々も見えて、あぁ、弾けてよかったなと思いました。
この機会を与えて下さった、カラマーゾフの兄弟でお馴染み、亀山先生に感謝。
そして次の予定。
ベルリンより来日のあのスーパーチェリストが、名古屋に来てくれて、しかもマスタークラス、コンサートしてくれたんです!!
私の生徒達がレッスンを受け、私は通訳。
通訳なんかする必要無く、彼は常に弾いて分かりやすく示してくれたので、私は生徒のようにかぶりつきで聴講しました。
その後のコンサートも、刺激的で彼らしく素敵。
彼はドイツの頂点にいるのだけど、なんだか本当に気さくで、会ってすぐに、「何で君は敬語を使うの?普通に話そうよ」(ドイツ語には敬語と常語、ハッキリした使い分けがあります)と言ってくれて、指導者側からの私の生徒への意見や、私の質問に熱心に答えてくれたり。
あぁ本当にすごい人って、威張らないんだなぁ、と改めて思いました。
こんな機会を与えてくださった恩人に感謝。
私って本当に恵まれています。有難いなぁ。この気持ち忘れずにいよう。