YUKI Nomura'sTagebuch

チェリスト野村友紀の日々あれこれ。

HP開設!

またまた、久しぶりの更新です。

 

2018年ももう後1ヶ月。

今年は沢山の経験をさせて頂きました。

 

2019年も盛りだくさん。どんな年になるかワクワクです。

4/4にはリサイタルも控えています。頑張ります。

 

このブログを覗いて下さった皆様に、少しでも私の活動を知って頂きたくて、

HPを作りました。

https://vcyuki.wixsite.com/yukinomura

 

宜しければお越し下さいませ!!

あっという間

先回の更新から1ヶ月経過してしまいましたが、、、

やっと暑さが落ち着きそうですね。今年の夏は本当に暑かった。世界的に気温がすごく高かったそうですね。この先どうなってしまうんでしょう、、、

 

9月は後半にコンサートがドドンと続きます。

まずは9/21(もう明日!)この度新しくリニューアルされた電気文化会館で。

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去年も一緒の舞台で演奏させて頂いた、元ウィーン交響楽団コンミスの、ビルギット・コラー氏と、ドニゼッティの二重協奏曲で共演させて頂きます。勿論指揮は尊敬する井上京さん。

彼女の音は去年初共演した私にヨーロッパを思い出させてくれて、本当に嬉しくて楽しかったので、今年もご一緒出来ること、心から嬉しく思っています。

他にも、名フィルの矢口さんとのモーツァルト二台のヴァイオリンの為のコンチェルトや、

私の勤務する菊里高校や愛知県芸大の学生達と一緒に演奏する曲もあり、盛り沢山。

昨年私が受けた感動と同じように、生徒の心にも、何か響いてくれますように。

 

 

 

そして、続いては9/30。

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よく共演させていただいております、ピアニスト五島史誉さんのリサイタルに、ヴァイオリニスト山﨑えりかさんと出演します。

曲はシューベルトのピアノトリオ第2番 変ホ長調

シューベルトは明るいけれども内に秘めた暗さがあり、私には表現が難しいと思っていましたが、私も歳を取ったのでしょうか、6月のアルペジオーネソナタといい、ここの所ご縁があり、大好きな作曲家になりました。

しかしシューベルトって、地味にとても音が取りにくい。とても難しい、、、

もちろん、五島さんのリサイタルですので、前半は彼女の力強いソロがあります。それも楽しみ。

 

お越し下さる方は、どうぞお楽しみに!

 

 

 

さて、題名について。

実は先日、イタリアに行っておりました。

小さな小さな港町で、音楽祭が行われ、私は受講生として、参加してきました。

f:id:vcyuki:20180913084954j:image11、12世紀に海賊からの侵入を防ぐ為の要塞がそのまま街になった、こんな街です。人口1000人ほどで、とても小さい。

日本に帰国して早5年、こんなに自分の為のみの時間は初めてで、とても刺激的で、感動的で、ただただ音楽の事に集中できた幸せな期間でした。

はじめの5日間は毎日日替わりで教授陣の演奏会

そしてその後からはそれぞれの楽器からの選抜の生徒の演奏会。(Vn、Vla、Vc、Vo、Pf)。

 

後進に教えさせてもらう立場になってから、こういった講習会に参加したのは勿論初めてで、

期間中は楽器を問わず時間があればレッスンを聴講しまくり、本当に色々なことを考えました。気付かないうちに「あ、これ私のレッスンにも取り入れよう」とか、「この生徒はあの生徒と少し似ている気がするから、こう言えば良いのか」など、自分の聴講の仕方がいつの間にか変わっていたのも自分でびっくり。

何より嬉しかったのは、先生と連日お昼ご飯をご一緒して、レッスンにおいての聞きたいことを個人的にも聞けたこと。勿論レッスンでは生徒としてですが、先生としての同じ立場としても、色々話せて嬉しかった。自分の事で頭がいっぱいだった学生の頃だったらこうはいかなかったでしょう。

私はこう言った、外国の、年齢や立場に拘りすぎない柔軟な人との接し方がとても好きです。

 

畏れ多くも生徒のコンサートには二回も出させて頂いて、日本ではあり得ない環境下で弾かせてもらって本当に感謝。自分の新たな問題や、昔からまだ残っている課題など、沢山浮き彫りになりました。

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コンサート会場が街の中の教会。

こんな所で演奏できて幸せでした。

 

また、参加者の中で私だけが学校を卒業して何年も経つ年長者かと思いきや、同じ学校で勉強していて、しかも同じ劇場で働いていたドイツ人のEvaや、これまたもう一つの劇場で同僚だったJulienもいてびっくり。教授陣にもカールスルーエで教授をされていたヴァイオリンのUlf Hoelscher氏もいらっしゃったり、ちょっとしたカールスルーエ同窓会になり、とても懐かしくて嬉しい時間を過ごすことが出来ました。

 

特にヴァイオリニストのEvaとは、二人で1つのアパートをシェアし、毎日遅くまで語りました。学生の頃だったら話せなかった事や、考え方の変化、環境の変化など、この期間でドイツ語が大分戻ったかしら、、、、彼女のお陰で充実していました。いてくれて本当に良かった。

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レッスンのあった、Palazzo(宮殿)と言う名の会場


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住んでいた家から見えるオーシャンビュー。

ひたすらの水平線。


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街の中心地の教会。こんなに小さな港町にこんな立派な教会があり、不自然な程。

 

 

随分と充電出来た気がします。

レッスンでも自分でも試してみたい事が沢山。頭を整理して、これからも精一杯頑張ります!!!

Kulisse × Initium

殆ど名古屋に居ない今年の夏。

それでもお盆休みはしっかり取って、

昨日から2度目の関東入りです。

昨年、東京と名古屋、2公演で好評いただきましたアンサンブル・クリッセ、今年は「歌」とのコラボです。

Vocalensemble Initiumという小編成の合唱団と、シェーンベルクの「三つの風刺」、エシェンヴァルズの「楽園にて」などを演奏します。

シェーンベルクは、我々クリッセの3人(ピアノ、ヴィオラ、チェロ)が第3曲に登場。12音技法の無調音楽ですが、ふとした瞬間浮かび上がる不思議な響きがあります。楽譜を読みこむのはとても苦労しますが、合唱と合わせてみるとストンと腑に落ちる箇所も。そして歌詞と併せて聴くと、もう本っ当に風刺。

新しい音楽をしようとして、音楽界から批判されたシェーンベルクの、世間に対するいじけと皮肉が良く出ています(笑)。

 

エシェンヴァルズは、チェロとヴィオラ、そして合唱の曲。

エシェンヴァルズという作曲家が、亡き祖母の為に書いた曲。

これは配置が変わっていて、とにかくチェロが目立ちます。おそらく二曲とも日本初演かと。

他にも合唱のみの曲、我々トリオのみの曲もあります。聞き応えは抜群です。

普段お聴き頂けない組み合わせで、普段演奏しない曲を演奏します。

チケットまだ前売りございます

ensemble.kulisse@gmail.com まで。

お聴き逃し無く!

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Tonal oder Atonal?(有調、それとも無調?)

8/19(日)浦安音楽ホール

14:30開演

ありがとうございました!

ショスタコのコンチェルト、終わりました。

この機会が無ければ、この曲と向き合うことはありませんでした。


しかし勉強し始めると、何故演奏される機会があまり無いのか謎と言うほど、良い曲。
こんなに休憩の無いコンチェルトは他に無いかもしれないというほど忙しく、同じメロディーの繰り返し、3楽章は丸々ソロ、
暗譜は今までで一番苦労しましたが、、
毎回の合わせ、本当に楽しくて幸せでした。

 

この曲を演奏したいと言ってくださったアンサンブルコレーグの皆様。
ホルンの方も本当にブラボーでした!

オケの皆さんの素直に音楽が好きという気持ちと、細やかな心配りに毎回心が暖かくなりました。


あの嵐の翌日にしらかわにお越し下さった沢山のお客様、

遠くから来てくれた高校からの親友。
楽屋まで会いに来てくれた大学の学生達、
おにぎりと甘酒とポットのほうじ茶を持たせてくれた夫。

 

そして何より、私を信じて下さって、好きな様に弾かせて下さった井上さん。

本当に、ありがとうございました。
私にとって本当に特別な経験になりました。

 

後半メインの英雄も素晴らしかった。

井上さんのとても音楽的な指揮のもと、皆さんが生き生きしていました。

 

 

この経験で、少しだけ、自分の可能性を伸ばせたかな?

 

そうそう、この期間で、僧帽筋が異様に発達しました。
(腕の🍗はもともとですので)
モリモリです。この筋肉、維持できたらと思っています。

 

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今後も月一程度でコンサート。

来月は関東にて、合唱とのコラボです。

エシェンヴァルズとシェーンベルク

そう、現代曲です。が、頑張ります。

 

あと一週間!

アンサンブル・コレーグの第28回定期演奏会まで、一週間を切りました!

 

これまでに3度、オーケストラの皆さんとオケ合わせの練習をさせて頂きましたが

ほんっとうに楽しい!この一言。

 

練習室という空間で、私は皆さんの方を向いて(普通の舞台とは逆の方向)の練習だと、オケの一人一人の音がしっかりと聴こえて、音の出し方、目線なども観察出来て、人間観察が好きな私にとってはとても楽しい。

自分が弾いている曲中はそんな余裕がないのが実際ですが、、

 

合わせをするにつれ、皆さんの音も一つになり、音色へのこだわりも出てきて、毎回感動です。

リズムが難しい曲なので、何回か合わせをする事でお互い心強くなるし、良い本番を迎えられそうです。

 

あと一週間、どこまで出来るか、自分との勝負。

ショスタコーヴィチの、彼にしか描けなかった心を掴むこの旋律、この和音、この世界をどこまで表現出来るか、直前まで追求したいと思います。

そして、この曲、頻繁に演奏されない曲でもありますので、お聴き逃しなく!

 

後半メインのベートーヴェンの英雄も、聞き応えバッチリです。

チェロコンチェルトと同じEs -Dur(変ホ長調)ですがここまで曲調が違うものかと、そこも注目して頂きたいところ。

 

皆様是非足をお運びください!

 

アンサンブル・コレーグ第28回定期演奏会

 

2018年7月8日(日)

13:30開場 14:00開演

ショスタコーヴィチ

 チェロ協奏曲 第1番 変ホ長調 

チェロ独奏・野村友紀

ベートーヴェン 英雄 変ホ長調

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7/8(日)はしらかわホールへ!

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はじめに。

6/3のスタジオハルでのオールシューベルトプログラムでのコンサート、無事に終わりました。

 

シューベルティアーデという、シューベルトが生きていた頃、実際に彼の音楽友達などで定期的に開催されていた小さな会。

この名を借りて、ピアニスト五島史誉さんを中心に開催される会も、今回で20回を迎えられました。

今回のアルペジオーネソナタ、私にとっては挑戦でした。勝手に苦手意識を持っていたので。

でもその分、時間をしっかりかけて、本番も丁寧に音を紡ぐ事が出来たかなと思います。

シューベルトの歌曲も弾かせていただきましたが、チェロの音って、人間の声に近いので、リートの曲が合っているんです。今回改めて感じました。

 

私が参加させて頂いたのは、ここ2、3年前からの、3、4回ですが

この会に来るお客様は皆様暖かくて、見守ってくださる感じがして、私はこの雰囲気が大好きでした。

もちろん、スタジオハルさんの天井の高い、弾いていて気持ちのいい響きのホールがあってこそです。

声をかけて下さった五島さん、そして

いつも応援してくださる方々に感謝。

 

 

 

さて。表紙の写真です。

とうとう一ヶ月切りました。

ショスタコーヴィチのチェロコンチェルト第1番。

 

ソリストで出演させて頂きます。

 

まさか、まさかこの曲をオーケストラと一緒に弾けると思っていませんでした。

 

と言うより、この曲、憧れは持っていたものの、勉強する機会がこれまでありませんでした。

この曲の楽譜を手にした時の事、鮮明に覚えています。

 

ドイツに留学した2005年秋

まだ学校も始まっておらず、する事も無いので、小さな街、カールスルーエを散策していた私。

小さな街なので、必要なものは街の中心部にギュッと詰まっていて、お買い物街のkaiserstraße(カイザー通り)の中に楽譜屋さんがあるのを発見。

入ると小さいお店ながらも、楽譜やCDは掘り出し物があったりして楽しいのです。

そしてそこで買ったドイツ第1号の楽譜が、

この、ショスタコーヴィチの第1番

と、

オーケストラスタディの楽譜。

 

オーケストラスタディとは、オーケストラの入団オーディションの為、出題される曲の課題ばかりを集めた本で、ドイツでは必須の本です。

 

ソロ極まりないこのコンチェルトと

オケに入るための教本。

なんだかとても対照的ですが、そんな事も考えず、あ、買っておこう、この曲いつか弾きたいなぁ、位の気持ちで手にしたのでした。

 

 

そして学校でのレッスンが始まると、

先生は鬼教官、

まさか私がこんなヴィルトゥオーゾのコンチェルトなんてやるとも言い出せず、

基礎からの訓練に明け暮れ、この楽譜は本棚にそっと仕舞われた訳です。

 

と言うわけで、楽譜は持っていたけれど、新品のまま10年以上の時が過ぎ、

そして今、私がこの曲をオーケストラと演奏するという。感慨深いです。

 

前置きが長くなってしまいましたが、

 

ショスタコーヴィチは元々好きな作曲家で

室内楽でも、チェロソナタでも良く演奏していますが、

このコンチェルトも不思議なほどスッと身体に入ってきました。

技巧的で難しい箇所が多数あるものの、

音楽の流れや音の作りは、私は全く違和感を感じません。

 

先週末、共演させて頂く、アンサンブルコレーグさんと初合わせだったのですが

楽しくて楽しくて、時間を忘れてしまいました。

 

ロシアを代表する作曲家、ショスタコーヴィチが、偉大なるチェリストロストロポーヴィチに献呈したこの曲。

 

これから本番まで、どこまで詰められるか。

有難い事に頂いたこの機会、

感謝を込めて演奏したいと思います。

 

皆様、7/8(日)は是非、名古屋伏見のしらかわホールへ!

 

アンサンブル・コレーグ第28回定期演奏会

 

2018年7月8日(日)

13:30開場 14:00開演

名古屋伏見 しらかわホール

前売り券1000円 当日券1500円

 

D.ショスタコーヴィチ チェロ協奏曲第1番

変ホ長調 作品107 

チェロ独奏 野村友紀

L.v.ベートーヴェン  交響曲「英雄」

変ホ長調 作品55

 

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GW

あっという間に5月。

GWも終わってしまいますね、、悲しい。

 

私はGWの初め、博多でオーケストラ「紬」さんのエキストラで参加させて頂き、

4日はびわ湖ホールで開催された「近江の春」音楽祭でのリレーコンサート、京都の恩師の演奏を聴きに行き、

それ以外はレッスンと自分の練習に時間をかける事の出来た、充実した一週間でした!

 

 

博多では、レベルの高いアマチュアの方々と、音楽を通じてこんなに素直に会話が出来るんだと、なんというか、音楽の本質を見られた気分で、本当にリフレッシュした気分になりました。

そして、もう、全てが美味しかった。食べてばかりいました。

 

 

琵琶湖では強風でしたが爽やかな外で昼食を食べ

恩師の演奏、何年ぶりかのソロを聴いてとても懐かしい気持ちになり

舞台裏にご挨拶に行くと「全然変わらないねーー!!」と言われウキウキ

その後、昔の生徒さんに会いに京都へ向かい、

帰りは美味しいご飯をご馳走になった、大満足の一日でした。

 

恩師とは出逢って20年近く。お互い歳は取ったと思いますが、私にとっても先生は全く変わらず。

でも人生時間をかけた分、やはり音に出るんだなぁと改めて思いました。

私も歳を重ねる毎に音が変わっていっているだろうか。私なりの音、皆様に伝えられたら嬉しいですが、まだまだ修行ですね。

 

さて、前回もお知らせしましたが

毎月のようにコンサートが。

まずは5/16 スタジオハルにて

弦楽四重奏の演奏会です

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前年度で愛知県芸を退官された百武先生。

私の大好きで憧れの女性。ご一緒させて頂きます。さすが、先生の選曲だけあって難度が高いですが、、頑張ります。

 

6/3、これもスタジオハルで

シューベルティアーデ 20回記念演奏会です。

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これまでにも何度か出演させて頂いているシューベルティアーデ。

ピアニスト五島史誉さんの会で、ベートーヴェンシリーズ、チェロソナタを弾かせていただいておりますが、今回はめでたく20回記念!とい言う事で 、オールシューベルトを。

もちろん、、、アルペジオーネです。

私、今回初めてアルペジオーネと向き合いました。

何故なら、、、これはチェロが弾ける曲ではない!と思っていたから。

曲自体は大好きです。華やかですが憂いがあって。でも私なぞが弾けるとは思っていませんでした。

なのでこれは挑戦。頑張っていますので是非お越し下さいませ。

 

そして、、7月にはドカンときます。

これは私にとって大!!挑戦。

またここでお知らせさせて頂きますね。

 

チェロが弾けるって、幸せ。

その上、弾かせていただける場があって、本当に、幸せ。

頑張ります。